【鹿島】ジーコ・イズムに反しても勝つ!異例の2日連続非公開調整で今季初陣・上海申花戦へ

2018年2月14日6時0分  スポーツ報知
  • 公式練習で汗を流した小笠原(中央)、内田(右)ら選手たち

 ACLでH組の鹿島は14日、ホームで上海申花(中国)と対戦する。13日は鹿嶋市内のクラブハウスでクラブとして約1年9か月ぶりとなる2日連続の非公開練習を行い、大一番に備えた。

 ジーコ・イズムに反してまでも、今季初陣で勝ち点3をつかみ取る。鹿島はカシマスタジアムで行われた12日の練習に続き、13日も非公開調整を行った。この日は大会規定により報道陣にのみ冒頭15分が公開されたものの、ボールタッチやパス回しなどのウォーミングアップメニューだけ。メディア陣が去った後に実践形式の練習やセットプレーの確認を行ったもようだ。

 2日続けての非公開練習は、ACL1次リーグ突破がかかった一戦を前にしたトニーニョ・セレーゾ監督時代の2015年5月3、4日以来。石井正忠前監督は一度も行わず、現体制でも初となる。クラブ関係者は「より集中した環境で練習を行うため」と説明。大岩剛監督(45)は「どの大会でも初戦は最も重要視している。公式戦の1試合目ということも含めて、今季を占う1試合になる」と大一番であることを強調した。

 クラブはこれまで、チームの精神的象徴であるジーコ氏(元鹿島MF、日本代表監督)の「隠してもしょうがない。ファンあってのプロ」という信念を受け継ぎ、伝統的に公開練習での調整を行ってきた。非公開での練習は年間を通じて数日程度。2日続けての厳戒態勢は稀(まれ)だ。

 MF遠藤康(29)は「みんな良い準備ができている」と自信を見せ、左サイドバックへの抜てきが濃厚な東京Vより加入のDF安西幸輝(22)も「ワクワクする気持ち。緊張はない」と気持ちを高ぶらせた。DF内田篤人(29)も2010年5月12日のACL決勝トーナメント1回戦・浦項戦以来、2835日ぶりに鹿島の公式戦のピッチに立つ。無冠に終わった昨季の雪辱に燃えるチームは、万全の態勢で今季初陣を迎える。(岡島 智哉)

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