【仙台】新加入ラファエルソンは屈強×勤勉 伸び盛り20歳、練習では強烈なシュート

スポーツ報知
ジャンプしながらのボレーシュートでゴールネットを揺らすラファエルソン(写真は合成=連続写真、カメラ・小林 泰斗)

 J1ベガルタ仙台のブラジル人FWラファエルソン(20)が、セットプレーの練習で当たり負けない体の強さと力強いヘディングで自らのストロングポイントを見せつけた。「ヘディングに関しては強い方だと思う。試合でも(セットプレーの)チャンスがあれば狙っていく。得点のシーンが増やせると思う」と自信を見せた。

 宮崎市での3次キャンプの15日は実戦練習を中心に選手たちは汗を流した。183センチ、93キロの大型ストライカーのセットプレーの動きを見た福永泰コーチ(44)は「見ての通り存在感があります。彼の強みをはっきり出せるように進めていきたい」と高く評価した。

 ラファエルソンが練習で見せる身体能力の高さは本物だ。居残りのシュート練習では強烈なシュートがネットに突き刺さり、対人練習でも2人がかりにも負けないキープ力を発揮する。

 練習後にはその日の練習の映像を見て自分のプレーを整理するのが日課。「まずは、チームメートの特徴を理解し、周りとのコンビネーションを理解することを意識している」と勤勉に仙台のサッカーに適応する努力を続けている。「日々のトレーニングでパワーもさらに強くしていきたい」と伸び盛りの20歳。あふれる才能を仙台の地で開花させる。(小林 泰斗)

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