【柏】MF大谷、ACL初戦のグラウンドは「コンクリートの上みたいに凍っていた」

スポーツ報知
ジョギングをする柏の選手たち。右から5番目が主将のMF大谷秀和

 J1柏は、ACL1次リーグ第2節(20日・柏)の中国・天津権健戦に向けて、柏市内で練習を行った。前節の韓国・全北現代戦(13日・2●3)に先発出場したメンバーは、約1時間パス練習などで汗を流した後、ジョギングをして早めに終えた。

 主将のMF大谷秀和(33)は、4度目のACL出場。全北現代戦では、絶妙なタイミングのパスで先制点をアシストし、前半を2点リードで折り返した。しかし、後半から出場したベテランFW李同国(38)に2得点を決められるなど逆転負け。「前半は相手の背後にボールを入れながら、いい形が作れていた。1点を返されて、スタジアムの雰囲気が変わった。勝ちきれなかったのは残念」と振り返った。

 試合会場の全州W杯競技場は、連日の降雪の影響などでグラウンドが凍っているところがあった。前半の柏のゴール側は、「コンクリートの上みたいだった。踏むと音がなるくらい」と大谷。試合前のウォーミングアップで気がつき、声を掛け合い注意を促した。ペナルティーエリア手前から凍っていたといい、「アップを反対側でしていた全北(現代)の選手は、試合中に気がついて、えっ?となっていた」。試合結果を見ても、前半は2―0で柏がリード。後半に3失点を許し、凍っている側のゴールに攻める場面では、両チームとも得点はなかった。

 柏は、過去3度のACL出場で全て1次リーグを突破している。ホームでの第2節、天津権健戦を控え「まだまだ巻き返せる。サポーターの前で勝ち点3を取りたい」と勝利を誓った。

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