【金沢】今季も右サイドをリョーマがゆく!DF石田、飛躍へ「意識改革」

スポーツ報知
パスを出す金沢・石田

 J2ツエーゲン金沢DF石田崚真(りょうま、21)が16日、J1磐田から期限付き移籍2年目となる今季の意気込みを語った。

 この日は宮崎・清武総合運動公園で行われた3次キャンプに参加。実戦練習では雨の中、右サイドバックで精力的にプレーした。

 昨季はリーグ戦42試合中、出場停止の1試合を除く41試合に先発。得点はなかったが、8アシストで貢献した。「(昨季は)最初の方は(柳下正明)監督に根気強く使ってもらい、応えなきゃと思っていた。夏くらいから、チームも自分も調子が上がって来て、自信につながった」と振り返った。

 金沢2年目となる今季のテーマには「意識改革」を掲げた。「自分の好きなことだけやらずに、サッカーに集中していく」と石田。今キャンプでも、好きなお菓子などを我慢して減量に成功したという。「シーズン中も、食事や体調管理をしっかりやっていきたい」と話した。

 背番号も昨季の「28」から「13」に変更。「シンプルに、かっこ良かった。榎本くん(昨季まで13番を付けていた現いわきFCDF榎本滉大)とも仲が良かったので付けました。28も良かったんですけど、今年は変えてみようと思いました」と、背番号も“改革”の一環のようだ。

 25日の開幕戦は2年連続となるアウェー・愛媛戦。昨季は0―1で敗れ、黒星発進となった。「チームはだいぶ仕上がっているし、メンバーもいい。今年も(開幕戦の相手が)愛媛というのは何かの縁。昨年は最初の方はなかなか勝てずに苦しかった。(開幕から)勝っていければ、チームも自分も成長できる。みんなで切磋琢磨(せっさたくま)して、どんどん勝ち進んでいきたい」と気合十分。今季も金沢の右サイドをリョーマがゆく。

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