【磐田】開幕前最後の練習試合で験担ぎ“鉄のカーテン”

スポーツ報知
セットプレーの練習でFKをける中村

 J1ジュビロ磐田が“鉄のカーテン”を敷き、開幕前最後の練習試合を行うことが16日、分かった。17日に完全非公開でJ2新潟とJ3藤枝との練習試合(会場非公表)を行う予定だ。

 ベールに覆われながら、最終調整を行う。磐田は原則、練習も練習試合も公開している。だが例年、開幕直前の練習試合は完全非公開。サポーターはもちろん、報道陣も取材NGだ。名波浩監督(45)は「毎年やっているから」と“験担ぎ”であることを明かす。J2新潟の鈴木政一監督(63)は名波監督が現役時代に磐田で指揮をとっていた。師弟対決となるが、「特にない」と勝負に徹する。

 この日、セットプレー練習を約40分実施。通常の倍以上の時間を取り、細部を確認。11対11の実戦形式の練習では途中からボランチが本職のムサエフ(29)を3バックの右で起用した。ムサエフは「公式戦でDFはやったことがない。少し難しかったね」と振り返る。名波監督は「退場者が出たときに備えて」と緊急事態対策だったことを明かした。秘密特訓を経て、開幕へと向かう。(山田 豊)

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