【清水】DFフレイレ、“クローザー”から先発転向し進化

スポーツ報知
浮き球を処理するフレイレ(右)

 J1清水エスパルスのDFフレイレ(28)が16日、ストッパー改め先発への定着を誓った。来日2年目を迎えたブラジル人助っ人が、進化した姿を見せる。

 昨季、途中出場した8試合の内、失点は1度。“抑えボランチ”として緊迫した終盤を締めてきたが、今季はキャンプの全実戦でセンターバックで先発。「去年とは身体もメンタルも全然違う。(コンビを組む)ソッコとの連係も良くなってる」。この日の紅白戦ではボランチにも入り、痛烈なミドル弾も披露。「チャンスがあればどんどん打っていく」と宣言した。

 チームは17日にJ2甲府と開幕前最後の実戦を行う。ヤン・ヨンソン監督(57)は「3、4のポジションで選択の余地がある」と“ラストサバイバル”と位置付ける。「ミスせず、失点しないで終わる」と助っ人。攻守に存在感を見せ、開幕スタメンに当確ランプをともす。(武藤 瑞基)

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