【金沢】柳下監督、開幕へ手応え「チーム力は上がっている」キャンプ打ち上げ

スポーツ報知
宮崎(左)のシュート練習を見守る柳下監督(右)

 J2ツエーゲン金沢は17日、宮崎・清武総合運動公園で、先月22日から27日間に渡って行われたキャンプを打ち上げた。

 午前中に行われたミニゲームでは、ピッチ上の選手たちがアグレッシブにプレー。柳下正明監督(58)は、キャンプのMVPを聞かれると「1人ということはない。みんなですね。みんな競争しているし、昨年とは違う姿勢でトレーニングに取り組む選手もいた」と、意識の高さに目を細めていた。

 3年ぶりの復帰となったMF清原翔平(30)や、新外国人FWマラニョン(25)が練習試合でゴールを決めるなど、新戦力も存在感を発揮。指揮官は「予想より早く新加入選手が順応しているかなと思う」と手応えを口にした。

 開幕戦は25日のアウェー・愛媛戦。チームは勝ち点49で17位だった昨季から、勝ち点60への積み上げを目指す。「昨年のこの時期よりもチーム力は上がっている。精度が上がって、1人1人のイージーミスが少なくなったし、コンビネーションも出てきている。シーズンに入ってコンビネーションが増えていけば、いい結果を残していけると思う」と柳下監督。金沢で待つサポーターへ「1か月の長いキャンプでしたが、充実していたし、選手たちはピッチ上で競争してチーム力は向上している。コミュニケーションも取れて、いいチームになっている。期待に応えられるようにやっていきたい」とメッセージを送った。

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