【G大阪】倉田、遠藤が語るチームの問題点…開幕前最後の練習試合でJ2徳島に完敗

スポーツ報知
J2徳島との練習試合で敗れたG大阪の選手たち

◆練習試合 G大阪0―2徳島(17日・パナソニックスタジアム)

 J1・G大阪は17日、パナソニックスタジアムで行われた練習試合で0―2と完敗した。徳島の速いプレスとボール回しに対応できず、主導権を握られた展開の中で後半には2失点。これでクルピ監督が就任後の練習試合(トップチーム)は4試合で3分け1敗と未勝利のまま、24日のJリーグ開幕・名古屋戦(パナスタ)を迎えることになった。

 今季からクルピ監督が就任し、チームは攻撃的なスタイルへの転換を図ろうとしている段階。この日は徳島のプレスにはまり、相手ゴール前まで運ぶ回数も少なかった。

 開幕前に浮き彫りになった課題を、日本代表MF倉田は「一番思ったのは、1対1で普通に負けていたこと。そこに勝たないと。色んなことを考えるのも大事かもしれないけど、もっとシンプルにやらないと」と説明。まずは選手個々が、目の前の相手との戦いを制する必要性を感じ取った。

 一方で元日本代表MF遠藤も「今日は攻撃も守備も、どっちもうまくいかなかった」と反省。攻撃的な戦いを目指す今季だが、相手のプレスをいなすようなボール回しができず、守備でもリスクを負って高い位置でプレッシャーをかける場面が少なかったことを課題に挙げた。「(クルピ監督が就任して)3週間でパーフェクトにできるはずはない。悪いところがいっぱい出たので、修正していきたい」と語っていた。

サッカー

×