【清水】ヨンソン監督、最後の実戦で手応え 仕上がり「85点」

スポーツ報知
甲府戦の手応えを語るヨンソン監督

 J1清水エスパルスは17日、アイスタでJ2甲府と開幕前最後の実戦を行った。完全非公開で、スコアも非公表。前回のJ2岐阜戦を「80点」と評したヤン・ヨンソン監督(57)は試合後取材に応じ「85点? それぐらい。チームとして良くなっていることは確認できた」と25日のリーグ開幕戦・鹿島戦に向けて手応えを口にした。

 指揮官が最も評価したのは守備だ。「堅いディフェンスができた。相手にチャンスを作らせなかった」。前線からアグレッシブにプレスをかけ、引くべきタイミングでは我慢ができた。一方、攻撃はまだ完成に至っていない。「決定機はできていたが、もう少し効果的にならないと」。MF金子も「相手を押し込んだ時に、もうひと工夫必要」と課題が残った模様だ。

 この日はほとんどの選手が70~80分間プレー。開幕スタメンについてヨンソン監督は「ある程度固まった」としながらも「直前まで最終決定しない」と明言。残り1週間で“最適解”を見つけ出す方針だ。

 主将のMF竹内は「みんなから“やってやる”って雰囲気が出てる」とニヤリ。指揮官も「来週はいいプレーを見せられる」と約束した。(武藤 瑞基)

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