【F東京】久保、開幕先発急浮上!練習試合で全3発に絡んだ

スポーツ報知
浦和との開幕戦で先発出場の可能性が浮上したF東京・久保

◆練習試合 横浜M 4(3―1、1―2)3 F東京(18日・小平グラウンド)

 F東京は18日、都内の練習場で横浜Mと練習試合を行った。FW久保建英(16)が1得点を含む全3得点に絡む活躍。24日の開幕・浦和戦(味スタ)でのスタメン入りへ、猛アピールした。試合は横浜Mが4―3で勝利した。

 2トップの一角で先発した久保は、前半4分に正確なパスで先制点の起点になると、後半にはトップ下に移った。「前半は厳しいと思っていたけど、プレスの仕方を変えて勝機が見えてきた」と振り返った通り、久保がトップ下に入ったことでチームが活性化した。

 自身も前を向く機会が増え、存在感が増した。後半5分、左サイドからのパスを左足で流し込みゴール。同25分にはドリブル突破でPKを獲得した。リッピの3点目を“お膳立て”し、全3得点に絡む活躍。主力組が出場した17日の横浜Mとのプレシーズンマッチでは途中出場だったこともあり、「昨日に比べたら自分を出せたんじゃないかな」と手応えを口にした。

 今季の対外試合は6試合4得点と驚異的な得点率の16歳に対し、長谷川健太監督(52)は「体がキレている。献身性が身についてきているし、消えている時間が少ない」と目を細め、「徐々にトップのプレーに慣れてきているし、あのくらいのプレーをやれれば言うことない」と、高く評価した。開幕戦のメンバー入りは濃厚で、先発の可能性も急浮上した。浦和戦を6日後に控え、最後の実戦で結果を出したJ1最年少プレーヤーは、「チームのやり方に適応し、チャンスをうまくつかみたい」と、開幕スタメンに照準を定めた。

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