【C大阪】山村&ヤン2トップに尹監督手応え、今後へ新オプション

スポーツ報知
広州恒大と引き分けたC大阪イレブン

◆アジア・チャンピオンズリーグ第2節 ▽1次リーグG組 C大阪0―0広州恒大(21日・長居スタジアム)

 天皇杯王者のC大阪は、中国リーグ7連覇中の広州恒大(中国)とホームで対戦し、0―0のスコアレスドローに終わった。

 価値あるドローだ。MF清武の代わりにFW高木が、そして背の高い相手と競わせるべく、2トップには長身のMF山村と元韓国代表FWヤンが入るなど、新加入の選手を交えたメンバーで挑んだ。

 前半は前線の2人がかみ合わない場面も見られ、相手に何度も決定機を許すなど苦しい展開を強いられた。しかし、尹晶煥監督(45)は「悪くなかった。十分、可能性を見いだした」と2014年に本拠で1対5と大敗した相手に負けなかったことを評価。今後に向けて得た、新たなオプションに手応えを感じたようだ。

 終盤に続けて投入されたFW柿谷と杉本も、後半43分に見事な連係でゴールに迫った。ネットを揺らすことはできず、杉本は「最後決められなかったのは残念」と今季初ホームでの引き分けを悔やんだが、短時間で確かな存在感は示した。新戦力を含めた収穫は、25日に開幕を迎えるリーグ戦でも生かされるに違いない。(筒井 琴美)

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