【Ｃ大阪】杉本、市役所への表敬訪問に遅刻、途中出場も力強くあいさつ

　Ｃ大阪の日本代表ＦＷ杉本健勇（２５）が２２日、大阪市役所への表敬訪問に遅れた。玉田社長やＭＦ秋山など他の出席者が席につくなか、開始予定時刻の１３時になっても杉本の姿がない。杉本の席は空席のまま、１０分経過して吉村洋文大阪市長（４２）が会場に現れたため、会がスタート。それぞれが一言ずつ話をした後、市の担当者からは「杉本選手が来られるまでしばらくご歓談ください」とアナウンスされた。

　杉本が登場したのは開始から１３分が経過した、１３時２３分。この日の午前中に行われた練習が予定より長引いたこと、交通渋滞に巻き込まれたことが原因だったようで、小走りで会場に現れ「遅れてしまってすみません」と焦った表情を見せた。しかしその後は「去年はタイトルをふたつ取ることができて、良いシーズンだった。今年はそれ以上のことが求められるので、それ以上の成績を残すことが僕としても目標だし、チームとしても目標」と堂々としたあいさつ。吉村市長も「もう来られないんじゃないかと思ってました」と笑いを誘った。杉本が到着してから３分後に予定の時間が来たため会は終了。玉田社長からは「３分間の出場やったね」と声をかけられていた。