【金沢】柳下監督、サポーターらの除雪作業に感謝

スポーツ報知
除雪作業が行われたピッチで選手たちに指示を出す柳下監督

 J2ツエーゲン金沢は22日、金沢市の安原スポーツ広場で、25日の開幕戦となるアウェー・愛媛戦に向けて練習した。

 選手たちは午前中に約2時間、試合形式を取り入れた実戦的な練習などで汗を流した。

 金沢は例年以上の大雪のため、練習場も雪に覆われていた。17日にスタッフやサポーターが協力して除雪作業を行い、約1か月の宮崎、熊本キャンプを終えた選手たちを迎え入れた。

 柳下正明監督(58)は「サポーターの人たちや、(練習場を)管理している人たちが除雪作業をしてくれて、(練習が)できるようになっている」と感謝。ピッチで精力的にプレーする選手たちを見て「表情を見ると(コンディションは)ずいぶんいいと思う」と手応えを口にした。

 2季連続で主将を務めるDF広井友信(33)も「ボランティアの方々に(除雪を)やってもらって、こうやってグラウンドが使えるのは本当にありがたい」、今季J1鹿島から移籍し、副主将に就任したMF梅鉢貴秀(25)も「雪かきをして下さった人たちがいて、問題なく練習できたので、ありがたいなと思います」と話した。

 24日には午前10時から「緑のピッチを取り戻せ!! 西部緑地公園除雪プロジェクト」と題して、3月4日のホーム開幕戦となる讃岐戦に向け、会場の西部緑地公園陸上競技場の除雪作業を行う。サポーターをはじめ県内高校、大学サッカー部などが参加予定。クラブでは参加者を募集中。詳細はクラブ公式HP(http://www.zweigen‐kanazawa.jp/)で。

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