【川崎】大久保、決める!J1通算200点にあと21「そこはいきたい」

スポーツ報知
軽めのメニューで調整した川崎・大久保(左は谷口)

 5月に25周年を迎えるJリーグが23日、鳥栖―神戸のカードで史上初めて平日に開幕する。昨季J1王者の川崎は25日敵地で磐田と対戦。公式戦3連敗中だが、2年ぶり復帰のFW大久保嘉人(35)は出場すればJ1通算400試合目で、メモリアル白星へ気合を入れた。今季はJ1通算200得点達成も目標に掲げ、ロシアW杯イヤーのJを盛り上げる。

 大久保の川崎ロードが再びJで幕を開ける。J王者の川崎は、22日は川崎市内で軽めの調整。J開幕を前に公式戦は3連敗中だが、大久保にとっては2年ぶりに川崎のユニホームを身につけて臨むJリーグ。「心配する必要はない」と前向きだ。

 チームは10日の富士ゼロックス・スーパー杯のC大阪戦(2●3)、ACLも13日のホーム、上海上港戦(0●1)、20日の敵地、蔚山現代戦(1●2)とまだ今季勝ち星がない。蔚山現代戦を負傷で欠場していたMF中村もすでに合流。この嫌なムードを初戦の敵地、磐田戦でJ屈指のストライカーが断ち切る。

 17年は1年間、F東京でプレー。2年ぶりに川崎で迎える初戦は、自身のJ1通算400戦目となる。「まだまだサッカー人生は長い。どんどん積み上げていきたい」と話している。前人未到の200得点も視界に入る。現在J1通算179得点で歴代トップ。「200点? そこはいきたいなと思う」と21得点で到達する史上初の大台は今季の目標だ。

 磐田戦の会場はエコパスタジアム。1月の宮崎キャンプ中に開幕カードが発表となり「最後のオールスターになった2007年に、(決勝点を挙げて)MVPを取った場所」と話し、縁起の良さを感じている。「またJリーグが始まる。ポジティブにいきましょう」。新たに背番号4を背負い、MVP級の働きでチームの今季初勝利を呼び込む。(恩田 諭)

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