【清水】ユース卒トリオ先発へ 常勝軍団撃破だ

2018年2月25日8時0分  スポーツ報知
  • ユース組のリーダーとして期待される石毛
  • 自身初の開幕スタメンへ気合を入れる北川

 いざ、白星発進へ―。25日、J1の県内2クラブがホームで開幕戦を迎える。アイスタ(午後1時)で鹿島と対戦する清水エスパルスは24日、本拠地で最終調整。先発濃厚となったMF石毛秀樹(23)、FW北川航也(21)、DF立田悠悟(19)のユース卒トリオが常勝軍団撃破を誓った。一方、ジュビロ磐田・名波浩監督(45)は、エコパスタジアム(午後3時30分)での川崎戦のキーマンに、MF中村俊輔(39)を指名。6月24日に40歳の誕生日を迎えるレフティーは平常心で挑むことを強調した。

 ほんの少しの緊張感と、それを上回るワクワク感が胸を満たしていた。本拠で最後の調整。やるべきことは、やった。ユース出身者が3人以上開幕スタメンに名を連ねればJ1では5年ぶりとなる。石毛は「3人でピッチに立てばいいスタートが切れる。今育成にいる子たちも注目してくれるし、その子たちの刺激になれば」と覚悟と自覚を持って戦う。

 左MFでサイド攻撃の核となる。「走る、戦う気持ちを見せる。きれいな形じゃなくても点を取りたい」。昨年J2岡山への“武者修行”で身に付けた泥臭さを体現する。対峙(たいじ)するのは元日本代表DF内田。「顔で勝てないからプレーで勝つ」と地元凱旋の貴公子と真っ向勝負する。

 北川はプロ4年目で自身J1初の開幕先発。「育成で育った身として、エスパは強くありたい」。プレシーズンは無得点だが相棒のクリスランらを生かす動きは秀逸。シュートの感覚も悪くない。「FWは点を取るのが仕事。3点取れば負けない」。昨季のホーム鹿島戦は2―0から逆転負け。今年は相手が音を上げるまで攻め続ける。

 2年目の立田はリーグ初出場。ユース卒でリーグデビューが開幕戦となるのは98年の市川大祐以来だ。「自分としては大きな一歩」。故障者の影響で本職でない右サイドバックが濃厚。くしくもレジェンドと同じポジションだ。今週は居残りでクロスを猛特訓。「いつかチャンスは来ると思って準備してきた。キックは得意なので味方をうまく使いたい」。東京五輪を目指す19歳は初舞台を思い切り楽しむ。

 チケットは完売。舞台は整った。「満員ならめちゃくちゃテンションが上がる」と石毛。清水を愛し、清水に愛される男たちの戦が幕を開ける。(武藤 瑞基)

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