【C大阪】柿谷、オフサイドの判定にも負けず、意地の同点ゴールで開幕ドロー

スポーツ報知
横浜M・飯倉(下)をかわしシュートを放つC大阪・柿谷(カメラ・義村 治子)

◆明治安田生命J1リーグ 第一節 C大阪1―1横浜M(25日・ヤンマースタジアム長居)

 C大阪がホームでの今季開幕戦をドローで終えた。後半41分にFW柿谷曜一朗(28)が、相手DF中沢のクリアミスしたボールに素早く反応し同点のゴールを決めた。昨季とはプレースタイルの変わった相手に、前半から苦戦をしいられたが「最後まで全員で諦めずに戦えた結果、追いつけたのかなと思います」と粘りのサッカーで貴重な勝ち点1をもぎ取った。

 前半6分にはFW福満から受けたパスを、ノーマークでゴールに沈めた。しかしこれがオフサイドと判定され、試合後には自ら副審に状況を確認しに行った。幻の先制点となってしまったが「負けていてもマイナスに考える必要はないし、全てがうまくいく必要はない」と気持ちを切り替えプレーしたことが終盤での同点弾につながった。

 中3日と過密日程の中で行われた開幕ゲームだったが、尹監督は「多くのチャンスを決めきれなかったことが、引き分けた理由。先制ゴールの重要さを再認識した試合だった」と言い訳はせず。「負けなかったので、また雰囲気を変えられる」と引き分けを前向きに捉えた。次節は3月2日に札幌とキンチョウスタジアムで対戦する(19時キックオフ)。

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