【仙台】MF椎橋、ルヴァン杯・新潟戦でスタメン濃厚「やってやるという気持ち」

スポーツ報知
シュートを放つ椎橋(カメラ・小林 泰斗)

 J1ベガルタ仙台のMF椎橋慧也(20)は7日に行われるJ2新潟とのルヴァン杯の初戦で、今季公式戦初スタメン出場が濃厚となった。

 6日の紅白戦ではMF庄司悦大(28)とのダブルボランチでプレー。「(新潟戦では)ボールを奪うことをどれだけやれるかが大事。ボールを取りまくりたい。庄司さんは、長短のうまいパスで、攻撃のリズムを作ってくれる。2人でカバーし合って、前の選手を生かしたい」と意気込んだ。

 開幕前のキャンプ終盤に右太ももを痛めた影響で、ここまでのリーグ戦2試合はベンチから外れた。「今のコンディションはすごく良い。試合が楽しみ。『やってやる』という気持ちです。早く明日がこないかな。今日の朝もめちゃくちゃ早く起きてしまいましたよ」とはやる気持ちを抑えられない様子。

 昨季は9試合でフル出場。本職はボランチながら、一時は3バックの左で定位置をつかんだ。しかし、調子を上げてきた10月に故障離脱する悔しいシーズンに。それだけに、今季のキャンプでは左のセンターバックのレギュラー候補として、ボール奪取力の高さでアピールし続けた。大事を取ったことで開幕戦には間に合わなかったが、遅れはルヴァン杯のピッチで躍動して取り戻す。

 「今年一年、いい一年になるように、勝って終われるように、ピッチを走ります」と言葉に力を込めた。東京五輪世代のひとりとして、チームでのレギュラー、そして日の丸を背負う男を目指して、ユアスタを駆ける。(小林 泰斗)

サッカー

×