【清水】“屋久島のファンタジスタ”高橋、初スタメン浮上

スポーツ報知
甲府戦でプロ初先発の可能性が浮上した高橋

 J1清水エスパルスは14日にルヴァン杯グループステージ(GS)第2節でJ2甲府と対戦(午後7時・中銀スタ)する。12日は三保で非公開調整。今季、神村学園高(鹿児島)から入団したFW高橋大悟(18)がプロ初先発する可能性が浮上した。

 ルーキーは目を輝かせて言った。「チャンスをもらえたら一生懸命走りたい」。ヤン・ヨンソン監督(57)は同杯でターンオーバー制を敷いており、公式戦2試合連続先発中のデュークに代わり高橋が2トップに抜てきされる可能性が出てきた。

 屋久島出身で初のJ1選手。163センチと小柄だが、左足の精度はピカイチで今年度の全国選手権で3戦2得点を挙げた。7日の同杯・磐田戦で後半32分からプロデビューし「交代する時の応援、スタンドの風景は一生忘れられない」と語る。出番はなかったが、10日のリーグ札幌戦もベンチ入りするなど着実に評価を上げている。「現状に満足せず、がむしゃらに頑張るだけ」。4年ぶりの公式戦4連勝へ。“屋久島のファンタジスタ”がキーマンになる。(武藤 瑞基)

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