【札幌】長崎を下し今季公式戦6試合目で初勝利

スポーツ報知
今季初勝利を挙げ、チームスタッフと喜びを爆発させる札幌・ペトロヴィッチ監督(左)

◆明治安田生命J1リーグ第4節 札幌2―1長崎(18日・札幌ドーム)

 今季開幕から公式戦5試合未勝利だった札幌が、長崎を2―1で下し初勝利を挙げた。1―1で迎えた後半ロスタイムに“タイのメッシ”こと、MFチャナティップ(24)がFWジェイ(35)の折り返しを頭で合わせ決勝点。今季から指揮を執るペトロヴィッチ監督(60)にとっても、うれしい新天地初勝利となった。

 身長差32センチの助っ人コンビが、札幌に今季初勝利をもたらした。まずは後半8分。158センチのチャナティップが出したスルーパスに、190センチのジェイが反応。落ち着いて長崎GK・増田との1対1を制し先制点を挙げた。同37分に追い付かれたが、試合終了間際の後半ロスタイムに、今度はジェイがヘディングで落としたボールをチャナティップが押し込んだ。

 そのままホイッスルが吹かれ、試合は終了。劇的勝利にペトロヴィッチ監督はチームスタッフと絶叫しながら喜びを爆発させ、札幌ドームはまるで優勝したかのような歓喜に包まれた。指揮官は「『絶対に勝つんだ』という気持ちが最後の1点につながった。自信が深まる」と満足げ。2戦連発となったジェイも「勝ち点3を取れて幸せ。次の試合は2ゴールを決めたい」と、ここからの進撃を誓った。

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