【なでしこL】INACが快勝で開幕戦白星発進!“オルチャン”イ・ミナもデビュー

スポーツ報知
試合後、ファンから手渡されたスマートフォンで記念写真を撮るINAC神戸イ・ミナ (カメラ・馬場 秀則)

◆プレナスなでしこリーグ2018第1節 ▽INAC神戸2―0F日体大(21日・ノエビアスタジアム神戸)

 INAC神戸が開幕戦を白星で飾った。今季から加入し、韓国で「オルチャン(美少女・美男子を指す言葉)」として人気が高い韓国代表MFイ・ミナ(26)も、右サイドハーフで先発出場し、攻守で力強いプレーを見せた。前半29分にはこぼれ球を拾ってゴールを決めたが、惜しくもオフサイドの判定に。昨季は韓国リーグの28試合で15得点。「バランスが合わなかった。早めにゴールを決めたい」と次節以降の得点へ意欲を見せた。

 初めて出場するなでしこリーグの試合には、自身の韓国でのユニホームを着たサポーターも来場していた。「緊張したし、ファンの方もいっぱいいらっしゃっていたので、珍しい感じでした」と感激した様子で振り返った。試合後のインタビューでは流暢な発音で「ニホンゴ…チョットデキマス」「アリガトウゴザイマシタ~!」と猛勉強中だという日本語も披露し、歓声を浴びた。

 チームは2013年を最後にリーグ優勝から遠ざかっている。来月のアジアカップに韓国代表として出場する26歳は「今日の勝利だけでなく、優勝できるように、ファンの皆様のためにも一生懸命やらないといけない」とさらなる活躍を約束した。

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