【磐田】アダイウトン、今季絶望的も 肉離れの俊輔は練習復帰

スポーツ報知
ランニングする中村(左)

 J1ジュビロ磐田は21日、FWアダイウトン(27)が、浜松市内の病院で検査の結果、右ひざ前十字靱帯断裂、半月板損傷と診断され、練習合流まで手術後約6か月の見込みと発表した。

 アダイウトンは18日の広島戦で負傷交代。練習再開のこの日、名波浩監督(45)は「復帰まで最小で6か月必要。航基は10か月、康裕は11か月復帰にかかった」。昨季、同じひざ前十字を痛め練習合流まで約6か月と診断されたFW小川航基(20)とMF山本康裕(28)を引き合いに出し、今季絶望の可能性も示唆した。

 磐田は今季、リーグ戦全得点は2。いずれもアダがゴールとアシストに絡んでいる。指揮官は「航基や(中野)誠也が『さあ俺だ』と出てきてほしい」と奮起を促した。

 明るい話題もある。左大腿二頭筋肉離れで練習合流まで約3週間の診断を受けた磐田MF中村俊輔(39)がこの日軽めのメニューをこなし、浦和戦(4・1、エコパ)で復帰の可能性も出てきた。インフルエンザで広島戦を欠場したMF上原力也(21)とDF新里亮(27)も練習に復帰。一丸となって苦難を乗り切る。

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