【藤枝】大竹の同点弾も後半力尽きる 昨季2戦2勝の北九州に手痛い1敗

スポーツ報知
前半27分、一時同点となるゴールを決めた大竹(中)

◆明治安田生命J3リーグ第3節 藤枝1―2北九州(21日・藤枝総合運動公園サッカー場)

 藤枝MYFCはホームでギラヴァンツ北九州に1―2で敗れ、2連敗となった。前半4分に左サイドを崩され失点。同27分にFW大竹隆人(29)のゴールで追いついたが、後半36分に北九州のDF浦田樹(21)に直接FKを決められ、勝ち越された。次節は25日、アウェーで鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。また、相模原と対戦予定だったアスルクラロ沼津は雪の影響のため中止、延期となった。代替日程などは追って発表される。

 気温8・7度、小雨が降るピッチに選手たちは立ちつくした。中3日で3試合続く過密日程の2試合目。前節から先発7人を入れ替えて臨んだ藤枝は、昨季2戦2勝の“お得意様”北九州に今季初勝利を献上した。

 前半4分の失点後、一度は振りだしに戻した。同27分、FW渡辺亮太(27)からのダイレクトパスを大竹がゴール正面、フリーで受け、冷静に流し込み同点。昨年のホーム北九州戦でも得点した大竹は「先制され、難しい展開になったが、ゴール前でみんなとうまくアイデアがあった」。大竹の今季初ゴールで流れをつかむと、同43分渡辺が枠内に強烈なシュート。GK正面だったが前半終了までは攻め続けた。

 しかし、後半は北九州ペース。「自分たちの時間帯で、追加点が決められず、ハーフタイムで修正された」と大竹。防戦に回ることが増え、GK杉本拓也(28)の好セーブで粘るが、後半36分に勝ち越された。

 先制され、追いつくが、勝ち越されるという前節・富山戦(1●2)と全く同じ展開に、大石篤人監督(41)は「追いついてから、勝ち越すパワーが欲しい。シュートまでの流れを良くして、シュートの本数を増やしていきたい」と次節への改善点を語った。

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