【C大阪】故障者続出も、リーグ初勝利へ尹監督「歯がなければ歯茎で生きる」

スポーツ報知
満開の桜に囲まれて行われたC大阪の練習

 C大阪の尹晶煥監督(45)が30日、けが人が続出している現状を韓国のことわざに例え、総力戦で乗り切る考えを明かした。チームでは現在MF清武を始め、ボランチのMFソウザやMF秋山らが離脱している。さらにこの日大阪市内で行われた練習にはMF山村も参加せず。日本代表のベルギー遠征から帰国して間もないMF山口も、疲労を考慮して一部の練習で別メニューとなった。

 31日の湘南戦(キンチョウ)から連戦が続くが、指揮官は「主力がかなり抜けてしまった。韓国では『歯がなければ歯茎で生きる』という言葉があります。主力の歯がなくても、他のもの(選手)で代用するということ。そういった考えのもとでやっています。明日の試合は重要なので、結果によってチームの雰囲気も変わってくる」とキッパリ。母国・韓国で「必要なものがなくても、それなりに何とかなる」という意味で使われていることわざを用いて、チーム全体で離脱者の穴を埋める決意を口にした。

 今季から昇格した湘南は、2009年から5連勝中と相性の良い相手だが「気の緩みがあるとすぐにやられてしまう。どれぐらい集中できるかが大事」とリーグ初勝利へ、気を引き締めた。

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