【仙台】永戸、クロスもゴールも“新境地”開拓

スポーツ報知
左サイドを駆け上がり、シュートを放つ永戸

 J1ベガルタ仙台のDF永戸勝也(23)が、31日のホーム・長崎戦で“新境地”開拓を目指す。30日は仙台市・泉サッカー場で調整。紅白戦では左サイドを駆け上がり、左足を振り抜いてゴールを狙った。「自分のプレーも研究されている。より活躍するためにゴールを決められる選手であった方が良い」と向上心をのぞかせた。

 今季は左ウィングバックでリーグ戦4試合にフル出場し、1アシスト。18日の清水戦以降、チームはクロスからの得点機会を増やすことをテーマに練習に取り組んできた。鍵を握る一人だが、「チームはサイドを攻撃の起点として強みにしてくれている。中の選手たちとのタイミングも整理できた。まずは長崎戦で成果を出したい」と言葉に力を込めた。

 今季J1初昇格の長崎とは初対戦。長崎はリーグ戦での白星はないものの、豊富な運動量で接戦を演じている。永戸は「相手の選手と1対1になると思う。攻守で常に勝てるように気持ちは整えている」と目をぎらつかせた。プロ2年目。磨きあげてきた左足のクロスとシュートで相手の脅威となる。(小林 泰斗)

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