【仙台】ＤＦ常田、Ｆ東京にリベンジだ！「攻撃もやる」

　Ｊ１ベガルタ仙台は４日、ルヴァン杯グループステージＡ組でホーム・Ｆ東京戦を行う。３日は仙台市の泉サッカー場でセットプレーの確認や紅白戦を中心に、約１時間半の練習を実施。先発が濃厚なＤＦ常田克人（２０）が、昨年のプロデビュー戦での悔しさを晴らすことを誓った。

　昨年のルヴァン杯初戦・Ｆ東京戦で初出場し、０―６で完敗。公式戦出場もこの試合のみにとどまった。「あの時は個人もチームもバラバラな感じだった。去年はやられたけど、今はチームとして良い守備ができている。やれると感じている」。リベンジに燃えている。

　３バックの中央で練習した２０歳は「守備から入り、隙あらばセットプレーで背の高さ（１８７センチ）を生かして攻撃も仕掛けたい」と強気で臨む。

　今季はリーグ戦出場はまだないが、ルヴァン杯２試合にフル出場し、１失点と堅守を見せている。３月１４日のアウェー・横浜Ｍ戦では、前半３８分にＤＦ板倉滉（２１）が退場し、数的不利の中、必死の守りで０点に抑え、勝ち点１獲得に貢献した。常田は「最後の部分で（相手の攻撃を）止められるようにしたい」と闘志。１年前とはひと味違う姿をピッチで見せる。（小林　泰斗）