元日本代表FW平山相太氏が仙台大入学式に出席 指導者を目指し新たなスタート

スポーツ報知
仙台大の入学式に出席した平山相太氏

 元日本代表FW・平山相太氏(32)が4日、仙台大の入学式に出席。将来はプロサッカーチームのコーチ、監督になることを目指し、大学生として新たなスタートを切った。現役時代から引退した後は指導者の道を考えていた平山氏は、「自分のサッカーを作っていきたい。バランスを大事に、超攻撃的というよりは負けないサッカーをつくりたい」と“平山スタイル”を模索していく。

 長崎・国見高時代は全国高校選手権で史上初の2大会連続得点王で「怪物」と呼ばれ注目を集めた。将来を有望視されたFWは11年の右すね骨折、17年3月に左足首の手術をするなど両足のケガに泣かされてきた。

 今年の1月上旬に引退を決め、2月末に仙台大に合格。「サッカーの指導だけでなく幅広い知識を身につけたい。(講義で一番楽しみなのは)スポーツ経営の部分です」と次のステージを見据えた。

 今後は仙台大のサッカー部の学生コーチとしても関わっていくことが予定されている。2月末に合格が決まった後、数回、ゴール前の駆け引きを中心にチームを指導。「自分がもっとこうやれば良かったということを伝えたい」栄光と挫折を知る男はその経験を糧に指導者の道を進んでいく。

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