元日本代表・平山相太氏、仙台大入学 指導者目指し「自分のサッカーをつくっていきたい」

スポーツ報知
大学では体育学を学ぶ平山氏

 F東京、仙台に在籍し、1月に現役引退した元日本代表FW平山相太氏(32)が4日、仙台大の入学式に出席。体育学部体育学科で学び、指導者の道を目指す。大学生活をスタートさせた平山氏に聞いた。

 【平山氏に聞く】

  ―入学式を迎えての、今の気持ちは?

 平山氏「心を新たに、緊張感をもっています。他の新入生は(年も離れていて)僕に話しかけづらいと思うので、自分から話しかけて、若い人たちの考えを知りたいと思います」

 ―仙台大へ入学したきっかけは?

 「仙台では試合には(ケガで)出られなかったが、クラブの人から大学のことを教えてもらった。目標に向かって勉強する環境が整っていると思い、進学を決めました。4年間、しっかり勉強していきたい」

 ―サッカー部の学生コーチとして伝えていきたいことは?。

 「自分がプロとして、もっとこうやればよかったというところを伝えていきたい」

 ―楽しみな講義は?

 「スポーツ経営の部分ですね。サッカー以外のところも学んでいきたい」

 ―将来、監督になりたいという目標がある。

 「色んな監督と関わってきて、どの監督も自分のサッカーを持っていて、すごさを感じた。選手とはまた違うプレッシャーを自分も感じてみたい。自分のサッカーをつくっていきたいと思っています」

 ―理想のサッカー像を。

 「バランスを大事に、超攻撃的というよりは、負けないサッカーをつくりたい」

 ◆平山 相太(ひらやま・そうた)1985年6月6日、福岡・北九州市生まれ。32歳。長崎・国見高2年で全国高校選手権準優勝、3年で優勝。史上初の2大会連続得点王を獲得し、2004年、筑波大に進学。同年アテネ五輪出場。筑波大在学中の05年にオランダ1部のラクレスに入団し、06年9月にF東京へ移籍。17年に仙台へ移籍し、18年1月に現役引退。190センチ、85キロ。

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