【湘南】岡本が年俸の1%をチャリティー団体に寄付…女性のがん検診などに今後も関与

スポーツ報知
チャリティー団体に年俸の1%を寄付した湘南のDF岡本(右、左はMF梅崎)

 J1湘南のDF岡本拓也(26)が3日までに、チャリティー団体「Charity工場」に年俸の1%(金額は非公表)を寄付した。寄付金は同団体の活動資金として使われる見込みとなっている。

 岡本は3月3日に一般社団法人シンクパール主催の「NIPPON女性からだ会議」にプレゼンターとして参加。「がん検診を受けることによって早期発見につながり、失われなくても良いいのちがあることを知りました」。自身は今年入籍したこともあり、女性のいのち、未来のいのちを大切にしたい、という思いを強くした。そうした活動の経験もあり、寄付に至ったという。また、湘南のチームメートで、熊本支援、児童支援を積極的に行っている元日本代表MF梅崎司も参加し、岡本のバックアップを約束した。

 「Charity工場」は、特定非営利活動(NPO)法人Charity.orgら複数の団体が協力して発足したもの。3月23日に東京・西麻布の大泉工場NISHIAZABUで行われた報告会では、未来のいのちを守る、未来の子どもたちの笑顔を守るために、健康教育と子宮頸がん啓発など予防医療の推進から、次世代支援を行う旨を報告した。

 岡本は今後、同団体の協力のもと、女性のがん検診などに関わる社会貢献活動を行っていく。3月31日はJ1リーグ戦で、湘南の選手としてC大阪戦に出場し、1ゴール。ピッチ内に続き、今度はピッチ外で活躍する。

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