【広島】百戦錬磨の“経験勝ち”柏下し首位独走 先発平均年齢全56クラブ中2番目の高さ

スポーツ報知

 ◆明治安田生命J1リーグ▽第6節 広島1―0柏(8日・三協フロンテア柏スタジアム)

 好調の広島が4戦連続の無失点勝利で柏を下し、首位をキープした。

 前半17分にDF佐々木翔が右クロスのこぼれ球を左足でとらえて先制。後半はシュート1本に封じられるなど守備の時間が続いたが、GK林卓人が「ギリギリまで動かずに相手を惑わせて、自分の感覚を信じて跳んだ」と柏FWクリスティアーノのPKをストップするなど躍動。4戦連続の無失点勝利で勝ち点を2位と5差の16まで伸ばした。

 広島の先発選手の平均年齢は、今週末(7、8日)に試合を行ったJ1~J3の全56クラブ中、2番目に高い29・64歳(最も高かったのはDF平川、阿部などを起用した浦和の30・00歳)。30代6人が並び、最年少が26歳という経験豊かな“おっさん布陣”で勝利をつかんだ。

 王者・川崎、昨季2位・鹿島、アジア王者浦和に続いて昨季4位の柏も撃破。35歳の林は「試合を重ねるごとに良くなっている」と自信を口にし、城福浩監督も「後半に相手の時間が長すぎたのが反省。もっとゲーム巧者を目指したい」と貪欲だ。次節は11日、ホームで横浜Mと対戦する。

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