【仙台】関口が6季ぶり復帰「思い入れのあるクラブ。運命のようなものは感じる」

スポーツ報知
会見で笑顔を見せる関口

 J1ベガルタ仙台は10日、昨季までC大阪でプレーしたMF関口訓充(32)の獲得を発表した。6季ぶりの仙台復帰となり、背番号は40に決定。この日の練習からチームに合流した関口は「仙台は思い入れのあるクラブ。運命のようなものは感じる。体が動けるうちに貢献したいという思いはあった」と笑顔を見せた。

 2004年に母校・帝京高から仙台に入団し、攻撃的な位置で活躍。10年、11年には日本代表も経験し、12年までプレーした。13年に浦和へ移籍し、15年~17年はC大阪で過ごし、今季は移籍先が決まっていなかった。仙台では両シャドー(下がりめのFW)、両ウィングバックでのプレーが期待され、「どのポジションでもやれる自信はある」と意欲をのぞかせた。

 仙台は現在リーグ3位につけているが、負傷者が相次ぎ、中盤の補強が急務だった。チームとの縁も深い、経験豊富な関口に白羽の矢を立てた。

 8日の夜にオファーを受けてからのスピード合流を果たした背番号40は「久しぶりにプロの相手とやってサッカーは改めて楽しいなと思った」と喜びをかみしめた。J1のピッチを目指し、関口の2018年がスタートする。(小林 泰斗)

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