【浦和】大槻暫定監督が大胆采配で今季初の連勝

スポーツ報知
浦和・大槻監督

◆明治安田生命J1リーグ第7節 神戸2―3浦和(11日・ノエビアスタジアム神戸)

 浦和は11日、アウェーで神戸と対戦し、3―2で勝利した。

 暫定的に指揮を執る大槻毅監督は15連戦の4試合目で、コンディション面を考慮して日本代表DF槙野をメンバーから外し、神戸から移籍したDF岩波を今季リーグ戦初先発させ、ユースから昇格したDF橋岡大樹をリーグ戦プロ初先発させるなど前節の仙台戦から3人入れ替えた。システムは仙台戦同様、3―5―2。武藤と興梠が2トップを組んだ。

 前半24分、DF遠藤がボールを奪ったところから攻撃が始まり、長沢が興梠につなぎ、武藤が右クロスを右足でシュート。相手GKがはじいたボールを武藤が左足で流し込み先制した。

 後半は神戸に主導権を握られ、後半6分に神戸FWウェリントン、同18分に神戸FW佐々木に決められ、逆転を許す。しかし、MF柏木の右CKから同27分にDF岩波が移籍後初得点、同ロスタイム2分にDFマウリシオが今季初得点を決め、3―2で競り勝った。

 大槻監督が就任してから公式戦3試合で2勝1分けと無敗。リーグ戦は2連勝した。指揮官は「あのような勝ち方をすれば喜ばしいし、感情は爆発するのがこのスポーツのいいところです。でも、次の清水戦のために準備しなければいけないし、サポーターの方にいい試合を見せないといけないと(選手にも)話をしました」とコメントした。

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