【鹿島】大岩監督「常に勝利目指す」 過去のACL制覇クラブは全て1次L首位

スポーツ報知
公式会見に出席した鹿島の大岩剛監督

 2位じゃダメなんです!すでにH組2位以内が確定し、ACL決勝トーナメント進出を決めている鹿島は16日、茨城・鹿嶋市内で水原三星戦(17日・カシマ)に向けた調整を行った。大岩剛監督(45)は「我々のクラブは常に勝利を目指す。首位突破、ホームでの勝利にフォーカスしたい」と息巻いた。

 各グループから2チームが16強入りする制度になった09年以降、優勝クラブは全て1次リーグを首位で通過している。悲願のACLタイトルを狙う鹿島だが、同組2位の水原三星に敗れれば2位転落となり、過去のデータにならうと優勝確率は“0%”に。さらに既にF組首位突破を決め、元ブラジル代表FWフック、同MFオスカルらを擁する上海上港(中国)と決勝トーナメント初戦で戦うことになる。

 今年で10度目のACL出場となり、全北現代(韓国)でACLのタイトルを2度制したGK権純泰(クォン・スンテ、33)は「1位突破の大切さをすごく感じます。勝ち点3を取り、鹿島の強さを見せつけたい」と力強く語った。(岡島 智哉)

 ◆鹿島の決勝トーナメント初戦 他会場の結果に関係なく、水原三星に引き分け以上で1位突破が決定。F組2位の蔚山現代(韓国)と対戦する。水原三星に敗れた場合は2位通過。F組首位の上海上港(中国)と激突する。

 ◆直近10年のACL優勝クラブと1次リーグの順位

08年G大阪(日本)1位

09年浦項(韓国)1位

10年城南一和(韓国)1位

11年アル・サッド(カタール)1位

12年蔚山現代(韓国)1位

13年広州恒大(中国)1位

14年Wシドニー(豪州)1位

15年広州恒大(中国)1位

16年全北現代(韓国)1位

17年浦和(日本)1位

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