【G大阪】今季初のターンオーバーも実らず公式戦2連敗…週末は大阪ダービー

スポーツ報知
後半、ゴール前で浦和・武富(右)と競り合う(左からGK林、米倉、西野)

◆YBCルヴァン杯グループステージ第4節 ▽C組 G大阪0―1浦和(18日・パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪は浦和に0―1で敗れ、グループ3位に転落した。後半26分にPKで1点を失い、そのまま無得点で敗戦。レヴィー・クルピ監督(65)は「内容的にはほぼ0―0。引き分けで終わるような試合だった」と疲れのにじんだ表情で振り返った。

 今季はここまでメンバーの入れ替えをほとんど行わずにリーグ戦、ルヴァン杯を戦ってきたが、リーグ戦で最下位に低迷。週末にはC大阪との「大阪ダービー」も控えるため、直近のリーグ戦から先発9人を入れ替えた。MF高江とGK林がトップチームデビュー。1トップにはルーキーのFW中村が入ったが、公式戦では初めてのポジションで「孤立してしまった。難しかったです」とシュート0本に終わった。MF泉沢のドリブル突破から好機を作る場面はあったが、連携に乏しく、厚みのある攻撃はできずに終わった。

 クルピ監督は「全選手が全力を尽くして戦い抜いた。ひとり挙げるとすれば、高江はトップで初めての試合でしたが、若いながらに存在感があった。一番目に留まった選手と言える」とボランチでフル出場した19歳を評価した。しかし21日のC大阪戦に向けた好材料とは言い難く、チームは負けの込んだ重苦しいムードのまま「大阪ダービー」へと向かうことになった。

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