【Ｇ大阪】１９歳・高江、ダービーで先発！Ｊ１リーグ戦デビューへ「自分の良さ出す」
スポーツ報知
Ｇ大阪のプロ２年目ＭＦ高江麗央（れお、１９）が、２１日のＣ大阪戦（パナスタ）で先発に抜てきされ、Ｊ１リーグ戦デビューを飾る。１８日のルヴァン杯・浦和戦でトップデビューしたばかりだが、ボランチとしての豊富な運動量がレヴィー・クルピ監督（６５）の目に留まり、大阪ダービーでの先発が決定的になった。大阪・吹田市内で調整後、取材に応じた高江は「まずはチームのことを考えて。その中で思い切りやって、自分の良さを出していけたらいい」と表情を引き締めた。
チームは今季、元日本代表ＭＦ今野ら主軸の負傷離脱も響き、ここまでＪ１リーグ最下位に低迷。その中でＭＦ福田、ＦＷ中村、ＭＦ森、ＭＦ食野がリーグ戦デビューを果たし、高江で早くも５人目。若手の起用をいとわない指揮官の方針とはいえ、ベストメンバーが定まらない証拠でもある。
Ｊ１リーグ戦では２０勝５分け９敗と大きく勝ち越しているライバルとの一戦。最下位対３位とチーム状況に差のある中で迎えるが、クルピ監督は「ブラジルではよく言うのだが、ダービーはダービーだ。何が起こるか分からない。我々にとっては大きなチャンスだ」と強気だった。（金川 誉）
