【浦和】柏木主将が暫定監督の任務を終えた大槻監督に感謝

スポーツ報知
前半、柏木(手前右)に指示を出す浦和・大槻監督

 ◆明治安田生命J1リーグ 第9節 浦和0―0札幌(21日・埼玉スタジアム)

 J1浦和のMF柏木陽介主将(30)が札幌戦後、「大槻さんから(チームの)モチベーションの上げ方などすごく学んだ」と暫定的に指揮を執った大槻毅監督(45)に感謝した。

 今月2日に堀孝史前監督の後任としてオリヴェイラ新監督が就任するまで暫定的に指揮を執った大槻監督。オールバック姿で、力強い言葉で選手を鼓舞し、チームを活気付けた。開幕5試合未勝利だったチームはリーグ戦は3勝1分け、ルヴァン杯は1勝1分け。公式戦無敗とV字回復させた。

 柏木は15連戦の2試合目から7試合目まで指揮を執った大槻体制の6試合すべてにベンチ入りし、ルヴァン杯2試合のアウェー遠征にも帯同した。「大槻さんがキャプテンとしてチームと一緒にいようということだった。いい経験をさせてもらった。楽しかったです」。今季から主将を任され、開幕から勝てずに責任を感じて悩んでいた柏木だったが、札幌戦後は、少しホッとした表情を浮かべていた。

 なお、オリヴェイラ新監督は20日に来日し、札幌戦を視察。22日からチームの指揮を執り、25日のアウェー・柏戦で初采配する。

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