【大分】終了間際のV弾で首位浮上!片野坂監督「ラッキーなところもあった」

スポーツ報知
勝って首位に浮上し、敵地まで駆け付けたサポーターの歓声をバックに引き揚げる大分イレブン

◆明治安田生命Jリーグ J2第10節 大分1―0金沢(22日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 大分トリニータは、アウェーでツエーゲン金沢に完封勝ち。勝ち点を21に伸ばし、得失点差で岡山を上回り首位に浮上した。

 ホームの後押しを受けた金沢の猛攻に押され、試合はシュート数で7対14と圧倒された。それでも粘り強く無失点で切り抜けると、スコアレスドロー直前の後半ロスタイム48分、MF丸谷拓也(28)の右足弾で勝利を収めた。

 敵地での苦しい戦いで白星をつかみ、7戦負けなし(5勝2引き分け)。片野坂知宏監督(47)は興奮気味に「選手たちが最後まで切らさずに戦ってくれた。金沢さんのタフに戦う姿勢は、J2でもトップクラス。そういう相手をいなしてチャンスを作り、勝ち点3を積み上げるゲームをしていかなければいけない」と振り返った。

 後半、大分の選手がペナルティーエリア内で金沢の選手を倒したように見えたが、PKは取られなかった場面などもあっただけに、指揮官は「ラッキーなところもあった」と、本音も漏らしていた。

 次戦は28日のホーム・町田戦(14時、大銀ド)。2013年以来となるJ1昇格へ、片野坂監督は「ホームでもサポーターの皆さんに勝ち点3をプレゼントできるようにしたい」と、言葉に力を込めた。

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