【川崎】MF守田、敵地の鳥栖戦へ向け「自信は少しずつついている」

スポーツ報知
ボールを奪いにいくMF守田(右から2人目)

 J1の川崎は24日、川崎市内で調整した。この日は実戦形式の練習などを行い、今季、流通経大から加入したルーキーのMF守田英正(22)が主力組に入り、25日の鳥栖戦(ベアスタ)での先発出場が濃厚となった。

 鳥栖戦を目前に控え、「鳥栖は速いサッカーでゴリゴリくる。自分がセカンドボールを拾う役割をできれば」と意気込んだ。21日の鹿島戦(等々力)ではMFエドゥアルドネットとのコンビで巧みに中盤でバランスをとった。1―0の後半2分には守田のパスが阿部、エドゥアルドネットとつながり、追加点。「あのゴールシーンは自分が阿部くんに出したパスからだった。ゴールに直結する何気ないパスでしたけど、何のストレスもかからずにできた」と振り返る。

 試合中はあまり気づかなかったが、試合後に映像を見返した時に、「危ないところを消せている場面もあった」と、手応えをつかみつつある。今季のリーグ戦は鹿島戦が7戦目の出場で、先発は2度目。だが、先発して勝利したのは初だった。「自信は少しずつついている」と話す。すでにプロA契約となる公式戦450分出場も突破している。

 「大事な試合になる。いい勝ち方をした後で、期待度も今までの試合よりも高い。そういう試合をものにできれば」。背番号25が鳥栖攻略のカギを握る。

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