【G大阪】湘南に20年ぶり敗北し、降格圏脱出ならず。倉田「苦しいですね…」

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第10節 湘南1―0G大阪(25日・BMWスタジアム平塚)

 G大阪が湘南に0―1で敗れ、J2降格圏の17位から浮上することはできなかった。前半からミスの連発で湘南に主導権を譲ると、前半16分に失点。後半はMF高江に代えて、17歳FW中村を投入してボールを支配する時間は増えたが、最後までゴールを割ることができず。湘南には、当時ベルマーレ平塚だった1998年11月以来、20年ぶりに敗れた。

 前節21日のC大阪戦で勝利し、浮上のきっかけをつかみたい試合での敗戦に、MF倉田は「苦しいですね…」と胸の内を明かした。C大阪戦ではチーム全員が連動した守備と、激しい球際でのプレーを見せたが、この日はことごとく球際の争いにも敗れた。「(C大阪戦と)別のチームみたいな戦いをしてしまった。一つのボールに込めた気持ちが違った」と倉田は悔やんだ。

 これで10試合を終え、いまだJ2降格圏の17位。12年のJ2降格も経験している倉田は「もっと置かれた状況に危機感を持ってやらないと」と現状を嘆いた。その一方で「でも一番、もっとやらないといけないのは自分。誰かがやらないなら、おれがその分もやらないといけない」。攻撃の中心として期待される背番号10は、今季いまだ無得点という自身のプレーに、誰よりも歯がゆさを感じている様子だった。

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