【浦和】就任初勝利を呼び込んだオリヴェイラ新監督の試合前のカツ

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第12節 川崎0―2浦和(2日・等々力競技場)

 浦和は2日、アウェーで川崎と対戦し、FW興梠慎三が2得点するなど2―0で4試合ぶりに勝利した。オズワルド・オリヴェイラ監督にとっては22日の就任後3試合目、2連敗した後の初白星となった。

 07年から3連覇するなど鹿島時代に主力へと引き上げた興梠の2得点で、就任後初勝利をあげたオリヴェイラ新監督。昨季の王者との試合前、ミーティングで声を荒らげ、げきを飛ばしたという。

 「オレが来てからの3試合(1試合は視察)、イエローカードが1枚もないとはどういう事なんだ!相手に対して厳しく行け!」。

 4月21日の札幌戦(0△0)、同25日の柏戦(0●1)、28日の湘南戦(0●1)の3試合で、浦和は警告を受けていない。昨季、球際の激しさなど強度の高い守備を持ち味にアジア・チャンピオンズリーグを制した浦和の選手も、このゲキに発奮した。

 先制点をアシストしたMF宇賀神友弥は「イエローカードはいい事ではないですけど、それくらいボールに対しては厳しく、激しくやれないといけないということでした」と振り返った。GK西川周作も「人に対して、キチッと守備に行けているといい試合になる」と話した。

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