【柏】磐田に逆転負け、FW伊東は2戦連続アシストも代表入りへ「アピールになっていない」

スポーツ報知

 ◆明治安田生命J1リーグ 第13節 柏1―2磐田(5日・三協フロンテア柏スタジアム)

 柏はホームで磐田に1―2で敗れた。前節は敵地で湘南と対戦し、2―1で勝利。今季リーグ初の連勝がかかった一戦だったが、逆転を許した。

 前半14分、日本代表FW伊東純也がドリブルで相手DFを置き去りにすると、敵陣深くから右クロスを供給。ゴール前に走り込んだFW江坂任(あたる)が左足で押し込んだ。伊東は湘南戦から2戦連続先制点アシスト、江坂は2戦連発で、試合序盤にチームを波に乗せた。「(江坂)任が見えて、あそこに流し込めば(ゴールに)入れてくれるかなと思ってパスを出した。イメージ通り。任ともイメージが共有出来ていたと思う」と伊東。江坂も「J(伊東の愛称)と(小池)龍太のクロスには、いつも一番で動き出そうと思っている。動き出しが勝負」と絶妙な連係プレーを見せた。だが、その9分後に失点。その後も主導権を握ったが、追加点が奪えなかった。後半に入ると、相手のペースに飲まれる時間帯が徐々に増えていき、同39分に184センチの磐田FW川又堅碁に頭で逆転弾を決められた。

 この日の試合の自己評価について、伊東は「いい時間にリードできたが、勝てていないので。(ロシアW杯代表入りへの)アピールも出来ていない」。後半5分から途中出場した主将のMF大谷秀和は、「守備が受け身になってしまった場面が何度かあった。個人戦術のところからもう一度修正していきたい」と話した。

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