【仙台】MF椎橋、3戦ぶり先発へ0封誓う

スポーツ報知
パスを出す椎橋(左)

 ベガルタ仙台のMF椎橋慧也(20)がアウェー・湘南戦(6日、16時・BMWスタジアム平塚)で3試合ぶりに先発が濃厚だ。5日は、仙台市・泉サッカー場で最終調整。実戦形式の練習で主力組の3バックの左に入り、「自分たちが0で抑える」と闘志を燃やした。

 仙台はリーグ戦5試合勝ちなし(2分け3敗)。そして4試合連続失点中(計8失点)だ。椎橋は「カウンターでやられている。(自分が)後ろをやるからにはカウンターをくらっていたら意味がない。ボールを奪い切って次の攻撃につなげたい」と言葉に力を込めた。

 相手は「湘南スタイル」と称される豊富な運動量でアグレッシブに攻撃を仕掛けてくる。高いボール奪取力を見せる椎橋は相手の攻撃の芽を摘み、味方のチャンスを広げるキーマンだ。「サイドで隙をつけるところや、相手の嫌がるところに自分がパスを出していきたい」と攻撃の組み立てにも意欲を見せた。

 今季は開幕からけがで出遅れ、ここまでリーグ戦出場は3試合にとどまっているが、3月にはU―21日本代表の一員でパラグアイ遠征も経験。東京五輪代表を目指す20歳は着実に前に進んでいる。「アピールしたい」と気合十分の椎橋。チームを6戦ぶりの勝利に導き、レギュラー奪取を狙う。(小林 泰斗)

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