【磐田】5年ぶりヤマハ開催の“静岡ダービー”制してPO進出に逆王手へ

スポーツ報知
クールダウンする磐田の選手たち

 5年ぶりのヤマハ開催でのダービーに勝ち、PO進出へ“逆王手”をかける。磐田はこの日、約1時間半調整。強い雨が降る中、7対7の実戦練習で名波浩監督(45)は、FW中野誠也(22)らに「前に! 前に! こだわっていけ」と力強く指示。B組1位タイの清水との対戦は今季2戦無得点だけにゴールへの意識を強めた。

 磐田が敗れ、1位タイ・甲府が4位・札幌に勝てば敗退が決まる。DF藤田義明(35)は「勝てば自力での突破が出てくる」。ドローの場合は、GS最終節のアウェー甲府戦(16日)に望みはつながるが、少しでも有利な状況で迎えたい。

 リーグ戦は2連勝中と好調。5日の前節・柏戦(2〇1)に続き2戦連続先発するMF宮崎智彦(31)は「疲れはない。特にダービーは普段とは違う試合。負けられない」と話す。スーパーサブとして待機するMF松浦拓弥(29)は「ルヴァン杯を次のステージへつなげていきたい。勝ちにこだわる」。リーグここ3戦で1得点2アシストの背番号11は気合をこめた。(山田 豊)

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