【甲府】MF佐藤、上野監督就任後リーグ初先発へ「もっと攻撃的に」

スポーツ報知
パスを出す佐藤

 J2ヴァンフォーレ甲府のMF佐藤和弘(27)が、上野展裕監督(52)就任後のリーグ戦で初めて先発することが濃厚となった。チームは中央市内で18日、敵地・讃岐戦(20日・ピカスタ)へ向けゲーム形式の練習などで汗を流した。

 リーグ戦では第5節のホーム・徳島戦(0●1)以来、10試合ぶりにスタメンの可能性が高まった佐藤は「もっと攻撃的にやりたいし、その中で自分の良さも出せればいい」と力を込めた。上野体制となってからのリーグ戦3試合全てでボランチとしてフル出場してきたMF新井涼平(27)がすねの痛みを訴えており、佐藤に白羽の矢が立った形だ。

 上野監督が4月30日に就任してから、ルヴァン杯も含む公式戦で3勝2引き分け1敗とチームは息を吹き返してきている。背番号26は「みんなすごく生き生きやっていると思う。前(攻撃の選手)が元気だから、それについていければ」と上げ潮ムードに自らも乗っていく構えだ。

 甲府は讃岐と初対戦だが、佐藤自身は昨季まで在籍したJ2水戸などで戦った経験がある。「(守備を)固めてくると思う。先制すれば少しは楽な展開になるでしょうね」と分析。「(攻撃の)色んなところに顔を出して、いいとこ取りできたら」と冗談を交えながらゴールにも意欲を見せた。(三須 慶太)

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