【G大阪】GK東口、ライバル浦和・西川の思い背負いロシアへ…試合後にユニ交換

スポーツ報知
後半、ボールをクリアするG大阪・東口(右は浦和・長沢)

◆明治安田生命J1リーグ第15節 G大阪0―0浦和(19日・パナソニックスタジアム吹田)

 ロシアW杯の中断前最終戦で、浦和は敵地でG大阪と0―0で引き分けた。浦和はDF槙野智章(31)、DF遠藤航(25)、G大阪はGK東口順昭(32)の代表守備陣が奮闘した。

 G大阪の日本代表GK東口が、浦和の元日本代表GK西川の思いも背負ってロシアW杯に向かう決意を示した。試合は両GKが好セーブ連発もあり、0―0の引き分け。4月21日に接触プレーで顔を骨折。「半分以上はくっついていると思う」と防護マスクを着けながら体を張ったプレーを見せた。

 西川と試合後にユニホームを交換し「頑張って」と声をかけられた。クラブでも代表でも先に結果を残す同級生を、ライバルとして、目標として追いかけてきた。「周作とは切磋琢磨(せっさたくま)してやってきた。選ばれなかった選手の思いも背負ってやっていきたい」と表情を引き締めていた。

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