【清水】昨季王者の川崎に3点差完敗…今季7度目無得点

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第15節 川崎3―0清水(20日・等々力陸上競技場)

 清水エスパルスは川崎に0―3で惨敗し、W杯による中断前最後の試合を飾れなかった。3点差での敗戦は今季ワーストで無得点は今季7度目だ。

 “川崎劇場”の引き立て役となった90分が終わった。昨季王者との圧倒的な実力差の前に、なすすべがなかった。ヤン・ヨンソン監督(57)は「川崎を祝福したい。勝ちに値するゲームだった」と完敗を認めた。

 序盤から腰が引け、好き放題ボールを回された。前半19分にFKを放り込まれ、同33分にはファウルと思い込んで足を止めた瞬間にボールをさらわれ失点。指揮官は「あまりに消極的だった」と言い、竹内主将も「策がなさ過ぎた」とうなだれた。

 後半12分には六反から河井への緩いパスを中村に奪われダメ押し被弾した。15節を終え、5勝3分け7敗の勝ち点18。この後、リーグは約2か月中断する。「自分たちで試合中に修正する力を付けないと」と石毛。現実を受け止め、課題と向き合っていくしかない。(武藤 瑞基)

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