【仙台】野津田、神戸入りイニエスタと対戦心待ち「憧れのプレーヤーの一人」

スポーツ報知
ポゼッショントレーニングをする野津田(左)ら選手たち

 J1ベガルタ仙台は24日、W杯前最後の試合となった20日のアウェー・鹿島戦(2〇1)後、3連休を経て再始動した。

 仙台市・泉サッカー場での練習後、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が神戸と正式契約をするために来日したと知ったMF野津田岳人(23)が、憧れの選手とのJリーグでの対決に向けた思いを口にした。

 スペイン1部バルセロナを今季限りで退団した、『世界遺産』とも評されるMFがJリーグを舞台にプレーする。野津田は「世界の中でも、自分の憧れのプレーヤーの一人。(映像で)プレー集も見ています。とにかくすごいこと。信じられない」と興奮気味に話した。

 今季、野津田は、期限付き移籍の契約上出場できなかったホーム・広島戦(5月12日、1●3)を除き、リーグ戦で“フル出場”。強力な左足のキックと豊富な運動量を武器に、仙台の、中盤の要として活躍している。リーグ戦で神戸との対戦は、12月1日の今季最終戦(アウェー)。「一緒のピッチでプレーできることが楽しみですし、自分の成長にもつながると思います」と対戦が待ち遠しそうだ。

 ただ、「試合で対戦する以上は負けたくない。ゴールを取りに行きたいと思います」と背番号16。レジェンドとの試合に胸を躍らせながら、自身のプレーに磨きをかけていく。(小林 泰斗)

ボールを奪う野津田

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