【甲府】開始6分で3発!6年ぶり4連勝

2018年5月27日6時10分  スポーツ報知
  • 開始3分で先制ゴールを決めたFW金園英学〈17〉は、上野監督のもとに駆け寄ってひざまずいた

 ◆明治安田生命J2リーグ第16節 甲府6―2大分(26日・山梨中銀スタジアム)

 ヴァンフォーレ甲府が、首位の大分からクラブ最多タイ記録となる6得点を奪い大勝。6年ぶりのリーグ戦4連勝を飾った。前半3分にFW金園英学(29)の2戦連続弾で先制すると、同6分までに3得点。その後も手を緩めず、後半43分にFWリンス(30)が6点目を挙げ、ゴールショーを締めくくった。1試合6得点は、J2時代の2010年11月7日の北九州戦(6〇0)以来、8年ぶり。順位は暫定8位のままだが、上昇気流に乗ってきた。

 29・2度という夏を思わせる気温以上に、スタジアムは熱気に満ちていた。大勝に客席のサポーターは狂喜乱舞だ。上野展裕監督(52)は「前半は素晴らしい働き、プレーをしてくれた。後半は不細工な試合をしてしまったが、最後に1点取ってくれた。選手たちはよくやってくれたと思う」と頬を緩めた。

 開始からの怒とうの攻撃で勝負を決めた。口火を切ったのは金園だ。前半3分、ペナルティーエリア手前ででMF小塚和季(23)がパスをカットすると、こぼれ球を拾った金園が右足で流し込んだ。「様子を見るのではなく、ガンガン取りに行った。ファーストチャンスを狙っていた」。電光石火の先制点だった。

 こうなると、もう止まらない。先制弾からわずか1分後の同4分に小塚が追加点。同6分にはMF佐藤和弘(27)が左足で3点目を決めた。前半だけで5点を挙げ、試合終了間際の後半43分に左CKからFWリンスが頭で6点目。“仕上げのリンス”の異名通り、締めくくった。1試合6発はJ2だった2010年以来、8年ぶりだ。

 4月30日に上野監督が就任する前のリーグ11試合で1試合平均0・8得点だったが、就任以降は5試合で3・2得点と大幅にアップ。指揮官は前線から積極的にプレッシャーをかける「フォアチェック」を意識付けしているが、攻守を問わない、アグレッシブな姿勢が結果に結びついている形だ。

 攻撃陣を引っ張る小塚も「奪ってからゴールに向かう力がある」とうなずく。リーグ戦4連勝はJ2で優勝した12年以来、6年ぶり。しかも首位を走る大分にこれだけの試合ができた意味は大きい。「これを次につなげたい」と上野監督。ルヴァン杯2試合を挟むため、次のリーグ戦は6月16日の山形戦(中銀スタ)と空くが、この大勝でさらに勢いに乗っていく。(三須 慶太)

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