【神戸】イニエスタ加入で背番号「7」に変更の三田、「8」のユニ持つサポーターに感謝イベント開催する

スポーツ報知
背番号が7に変更になった神戸の三田

 神戸のMF三田啓貴(27)が31日、自身がつけていた背番号「8」のユニホームを買ったサポーターに対し“感謝イベント”を企画していることを明かした。新加入のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)にここまでつけていた背番号「8」を譲り、自身は「7」に変更になることが決定。Jリーグの規約を変えた初の例になるが「イニエスタが来なかったら、こうならなかったこと。7で挑戦しようと思った」と新たに思いを語った。

 これまではシーズン中の背番号変更ができなかった。そのため自身の「8」を購入し、声援を送ってきてくれたサポーターに対し「ユニホームは高い買い物だと思う。せっかく買ってくれた方々に申し訳ない」とおわびの言葉を並べた上で「応援してくれている方々に、何かやってあげられたらなと思っている。チームからの提案もあって、今話を進めてもらっています」と明かした。詳細については調整中だが7月22日のリーグ戦再開までに、三田のユニホームを持つサポーターに対し、何かしら感謝を伝えるイベントを企画しているという。

 イニエスタとは26日の練習で既に初対面を果たし、パス交換などを行った。その際も「背番号を譲ってくれてありがとう」と声をかけられたという。明大時代にはバルセロナに1か月の留学し、現地の3部のチームでプレーしたこともある三田。バルサの試合も「3~4回見に行った」と話すほどの大のファンで「まさか来てくれるとは思っていなかった。学びたいことがたくさんある。早く一緒にやりたい」と憧れのスターの加入に心を躍らせた。

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