【甲府】森晃太、浦和倒して“新人賞”頂く…ルヴァン杯PO

スポーツ報知
ボールを奪いに行く森(左は山本)

 J2ヴァンフォーレ甲府は2日、ルヴァン杯プレーオフステージのホーム・J1浦和戦(中銀スタ)に臨む。1日は昭和町内で最終調整を行った。今大会は原則として21歳以下の日本国籍選手1人以上の先発が義務付けられており、FW森晃太(20)のスタメンが濃厚。若手にとっての栄誉の一つ、「ニューヒーロー賞」を目指し、浦和撃破を誓った。

 2シャドー(下がりめのFW)の右での先発が濃厚な森は「やってやろうという気持ち」と気合十分。昨季は右膝前十字靭帯を損傷し、シーズンをほぼ棒に振ったが、3年目の今季はルヴァン杯グループステージでプロ初ゴールを含む2戦連続弾を挙げている。

 その活躍で「ニューヒーロー賞」投票の途中集計では、上位11人に入っている。「チームが上に行けば行くほど(受賞の)可能性も高くなるが、まずはチームの結果」。成長著しい20歳が、クラブを2007年以来となる同杯8強へと導く。(三須 慶太)

 ◆プレーオフステージ突破の条件 ホーム&アウェーの2試合を行い、勝利数が多いチームが勝者となる。なお、同数の場合には〈1〉2試合の得失点差〈2〉アウェーゴール数〈3〉15分ハーフの延長戦〈4〉PK戦の順によって決定する。

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