【G大阪】天皇杯で関学大に敗れる 倉田「プロとしてやっていはいけない試合をしてしまった」

スポーツ報知

◆天皇杯サッカー全日本選手権 ▽2回戦 関学大2-1G大阪=延長=(6日・パナソニックスタジアム吹田)

 2回戦32試合が各地で行われた。J1勢では過去5度優勝のG大阪が関学大(兵庫)に延長戦の末に1―2で敗れる波乱があった。名古屋も奈良クラブにPK戦で敗れて姿を消した。前回大会決勝進出のC大阪と横浜M、2大会ぶり王者を目指す鹿島などは3回戦(7月11日)に駒を進めた。

 力負けだった。G大阪は日本代表GK東口を除き、元日本代表MF遠藤、MF倉田らベストメンバーで挑んだが、攻守にアグレッシブな関学大に苦戦。後半42分、G大阪ユース出身の関学大MF岩本に先制ゴールを許したが、同44分に追いついて延長へ。しかし延長前半2分にも、関学大FW山見に決められて失点。延長後半にはセンターバックのDF三浦を前線に上げるパワープレーで同点を狙ったが及ばなかった。

 MF倉田は「プロとしてやってはいけない試合をしてしまった」とがっくり。昨年大会では筑波大(茨城県代表)が、J1の仙台などを下して大学勢としては8大会ぶりにベスト16進出。“ジャイアントキリング”は天皇杯の醍醐(だいご)味だが、J1でも16位に低迷するG大阪のサポーターからは、怒りの大ブーイングが飛んだ。

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